VETERANS COLUMN
ベテランズコラム

サイテックジャパン
森賀建設様事例
2024/9/25
i-Construction・ICT土木の概要
ICTまさに...衝撃!! 導入から始まる現場革命
~すべての人材がプロフェッショナルへ~
  • i-Construction
  • 建設ICT導入

【第4回】ICT施工の導入経緯(12分54秒)

今回の動画は、ICT導入により社風も変わってきたことについてご紹介します。

補助金が出るので、2D搭載のバックホウを導入するも、2Dでは思うような作業ができないため、ICT施工(3D)の検討を開始。
社長はICT施工の現場見学会で実際に丁張も無いのに法面をブルドーザー整形しているの見て衝撃を受けるも、ICT導入は金も時間もかかため、スタッフは当初、導入に反対の立場でした。当社の現場は規模もさほど大きく、導入して本当にニーズがあるのか?というのが反対の理由です。

地元の企業も採算は取れない、との反応でしたが、社長は、将来性を感じ、スタッフに相談なくICTを導入。
3次元の図面を描いたこともないスタッフが講習を受けに行きましたが、その後半年ぐらいは普通のバックホウとして使う状況が続きます。

社長はこの状況を見て、自ら勉強を始め、生産性の高さ、精度の良さを社員全員に浸透させ、1ヶ月から2ヶ月でスタッフも理解を深め、ICT施工が本格的に稼働し始め、その結果、土工事全般がメインであった当社の業務が、ICT施工をベースとした重機土工がメインとなりました。

重機の操縦を覚えれば誰でもプロフェッショナルになれるので、若手の育成やスタッフのスキルアップにも繋がっています。
また、ICT施工は人手不足にも貢献していて、特に若者たちは重機を操縦する興味とスマホ世代であることで、モニターを見ながらの操縦にも対応できています。
ベテランのスタッフも作業が楽になり、ICTを活用しています。1人1台ICTが欲しいとまでになっています。

次回【第5回】は、「ICT建機と新人現場女性の感想」についてご紹介します。

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