PCS900　スリップフォームペイバー

丁張りなしの精密工事

丁張りを使用していると、荷物の運搬により時間や費用がかかり、運搬トラックの走行に影響を及ぼします。丁張りが異常を来す度に建機を止める必要があり、弛んでしまうと正確な施工ができません。Trimble PCS900 舗装制御システムを使って舗装施工を開始すると、毎日の作業がスピーディになり、丁張り無しの施工の利便性を実感できます。運搬トラックは丁張りの周りを走行せずに、積載や荷下ろしが可能となり、停止の頻度や注意ポイントを減らすことができます。

精密な制御で無駄を削減

スリップフォーム舗装用 Trimble PCS900 舗装制御システムは、自動操舵と６軸制御を利用して、舗装材を目標の線形、勾配、傾斜に正確に施工します。その結果、丁張りの時間とコストが削減され、安定したコンクリート舗装が施工できます。

• 現場の輸送の改善と安全性の向上
• ミキサーの輸送計画の正確性
• 重機の激しい振動、厳しい環境に耐えうるタフ設計
• 歩留まりの向上
• 平滑性の向上

統合されたワークフロー

複数のメーカーや多くのファイル形式での、コンクリート舗装には多大な時間とコストがかかります。統合されたTrimbleのワークフローを使用することで、作業の品質が保たれ、現場の生産性を上げることが可能です。 ３Ｄ設計データを使用した舗装では、3D設計モデルデータとトータルステーションの比較で、施工仕上がり面の検証が行えます。

材料の配置をさらに細かく制御するために、Trimbleは、GNSSベースのデュアル舗装制御ソリューションをプレイサー/スプレッダーマシンに提供し、以下のことを行います。

• 舗装の生産性を大幅に向上
• 材料の無駄を減らす
• 人件費を削減

GNSSベースのシステムにより、施工者はTrimble GCS900グレードコントロールシステムディスプレイ、通信装置、センサー、GNSSレシーバーを、現場内のマシン間での移動が行えます。