CCS900 アスファルト転圧機
CCS900 アスファルト転圧機
Trimble CCS900アスファルト転圧制御システムは、転圧操作を改善しより効率的に施工を行うプレミアムシステムです。アスファルト転圧は、舗装の最後の機械工程であり、この段階での修正は非常にコストがかかる場合があります。Trimble CCS900 Compaction Control System(締固め管理システム)をアスファルト転圧機にインストールすれば、作業のやり直しを大幅に減らすことができます。CCS900は、目標の設計密度に対して確実な締固めを実行しますので、無駄のない稼働により生産性の向上と燃料の節約を実現します。
マッピングで転圧箇所を特定
CCS900のパスカウントマッピングを使用すると、エリア全体のパスの数を監視し、締固めの過不足を回避するようサポートします。取り付けられたGNSS受信機やマシンターゲットにより機械の正確な位置が計算され、現在のパス回数、重複や隙間のある箇所がカラーマップで表示されます。さらにオプションのIS310 赤外線温度センサーを取り付ければ、表面温度がマッピングされ、理想的なタイミングで、転圧の必要な個所を正確に特定できます。
現場レポート
現場の監督者・品質管理者は、現場でのレポートとキャブ内のプリンターにより、作業を常に監視できますので、問題点も素早く現場対応が行えます。分析のための転圧データログは、Trimbleのオンラインベースの総合管理ソリューションであるVisionLinkを使用して、建機から事務所にワイヤレスで転送できます。
転圧経路回数・温度マッピングシステムの特長
- 転圧パターンの効率を高めるための費用対効果が高いシンプルな構成
- パスカウントマップを表示し、オペレーターがパスカウントの目標に到達した場所の追跡が可能
- 温度マップの表示で、オペレータが表面全体の転圧時間を判断
- 基地局のない衛星増強システム(SBAS)を使用した運用
- 転圧レポートをコントロールボックスで表示します。オプションのポータブルプリンターを使用すればキャブ内で印刷が可能です。
- より高精度の水平マッピング、3Dマッピングにアップグレードが可能。
- 設計やGNSS基地局なしで実行できるため、操作が簡単
高精度オプションスシステムの特長
- RTKおよびRTKフルオプションを使用したセンチメートル単位の正確な位置情報で、転圧回数と温度マッピングを正確に実施します。
- 設計仕様が満たされているかどうかを検証するために、高精度の3D施工ログと切/盛マップをご提供します。
- 温度測定値、転圧回数、3D設計に対する切/盛 情報を表示します。
- 建機の生産性と施工マッピングデータをリアルタイムで収集し、コントロールボックス、USBメモリに記録
- 建機と現場事務所間で圧縮データを双方向データ同期
- SiteVision®ソフトウェアを使用して、事務所で生産性データ、施工表面データの処理と分析が行えます。
- Trimble CCS900 Compaction Control Systemは、キャブ内レポートの生成や印刷など、フィールド内レポートをご提供します。